ナウ・レッツ・ビギン一覧

平成最後の年の瀬ですね(№339)

 細木病院グループの職員の皆様、こんにちは。もうすぐ年の瀬が来ますが、今年は、どんな年でしたでしょうか?
 運が良かった人、悪かった人・・・人には、色々の人生があります。巡り合わせが良かったと思っていても、そうでもなかった人、何となく付いていなかったと思っていたけれども、今になったら良かったなあと思うことが多かったと思える人、等々、色々の出来事の結果が年末ですねえ。
 考えてみますと、人生全て「塞翁が馬」の気がします。運命が巡り巡って、その人の人生が決まって行くのですね。長い人生の中で、ほんの些細な出会い、すれ違いによって、その人の一生が決まる気がしています。具合が悪くなった時、夜中だったにもかかわらず、偶然、専門医のいる病院が引き受けてくれたり、すごく幸運が付いて回る人もいれば、どうしてこんなにタイミングの悪い場所や時間に病気になったの?と思われる方もいらっしゃいます。
 職員の皆様は、あらゆる病気の方々に直接、或いは、間接に携わる、やりがいのある仕事なのです。必要とされて、感謝される仕事では、医療が最も崇高な職業のように思います。仕事は、奉仕ではありませんが、どんなにしんどい仕事でも、心からの「有難う」の言葉がすべての疲れを癒し、気持ち良い満足感に繋がる様に思います。
 笑顔や声掛け、勿論技術面でも、今年の自分より、新しい年の自分が、少しでも輝く年であります様に。今年も一年、大変お疲れ様でした。迎える新年が、職員の皆様にとって幸多からんことを心から祈っております。

(ナズトラビ)

2018年12月13日

世界のクリスマス(№338)

 クリスマスはもともとキリスト教のお祭りですが、世界中に広がるにしたがって国ごとにさまざまな習慣が生まれました。
 レバノンでは、クリスマスツリーは飾りません。代わりにクリスマスの2週間前に、レンズ豆やヒヨコ豆、小麦などを植えます。するとクリスマス当日までには芽が出るので、この芽を飾ってお祝いをするそうです。これはキリストの復活を象徴しているのだそうです。
 メキシコでは、マリア受胎を祝うため、 12月16日から25日にかけての9日間をお祝いします。子どもたちは、ピニャータと呼ばれる派手に飾り付けされたくす玉を割ります。すると中からはお菓子がたくさん!子どもたちにとってのクリスマスの楽しみとなっているそうです。
 アイスランドには、クリスマスまでの13日間、毎日家を訪れる13人のトロールがいると言われています。その日一日いい子にしていると小さなプレゼントを置いていってくれますが、悪い子だと腐ったジャガイモを置いていくそうです。サンタさんは1日しか来ませんが、13日も来ると考えればちょっとお得かも?
 ニュージーランドは南半球にあるため、クリスマスの時期は夏真っ盛り。ビーチに行ったりキャンプをして、外で過ごすことが多いようです。そしてクリスマスのごちそうは、アウトドアの定番バーベキュー。
 世界から不思議だと思われている日本のクリスマス習慣、それはケンタッキーフライドチキンを食べること。日本には欧米の家庭のようにローストチキンを一羽丸ごと焼けるようなオーブンがなかったところに目をつけ、ケンタッキーが大々的なキャンペーンを行い根付かせた文化だと言われています。アメリカなどの感覚からすると、大事なクリスマスのお祝いにファストフードを食べるなんて!ということなのでしょうが、ケンタッキーがクリスマスに食べられるようになってから早40年以上。もはや立派な伝統になったと言っても過言ではないでしょう。

(makonda)

2018年11月27日

雪舟の再発見!(№337)

 雪舟にまつわる次の逸話はあまりにも有名です。小僧の頃絵ばかり描いているのを咎められ、和尚さんに懲らしめのため柱に縛られてしまい、夕刻に心配した和尚さんが様子を見に行くと、縛られた雪舟の前の廊下の床に生きたねずみがいるではありませんか。しかし、それは実は雪舟が涙で床に描いた絵だったという言い伝えです。
 昨年秋に78年間行方不明であった雪舟の「倣夏珪山水図(ほうかけいさんすいず)」という団扇の形をした雪舟の真筆の絵が見つかり山口県立美術館で記念の展示会が開かれるという報道がありました。また、それに先立って、京都国立博物館で国宝展が開かれることを知りました。出品は多岐にわたり、縄文時代の土偶や火焔型深鉢土器、俵屋宗達の風神雷神図屏風、尾形光琳の杜若図屏風、漢委奴国王印などのいくつもの国宝と並んで目玉の一つが雪舟の水墨画(全て国宝)6点が揃うとの触れ込みでした。そこで私は、にわかに雪舟に興味を持ち、京都へ行って水墨画6点を実際に目にすることができました。しかし惜しむらくは、その中の四季山水図巻(山水長巻)は広げると実に17mに及ぶ大作の絵巻物でスペースの関係で全部が開かれておらず、半分の春と夏の部分しか見ることができませんでした。それが心残りで、後日、山口県立美術館に今回再発見された水墨画を見に行く際に、防府市にある本来の所蔵先である毛利美術館にも立ち寄り、京都から展示期間を終えて戻っているはずの山水図長巻の残りの秋・冬の部分を見ることを思い立ちました。実際に訪れて目にした長巻図の全長は、岩や崖の線を迷い無く描く荒々しく鋭いタッチ、それを駆使して切り取った長閑な春から厳しい冬へと移り変わる静謐な四季の風景、わずかな筆さばきにこめられた今にもヒトの息吹を感じさせる小さくてユーモラスな人物像、さらに水墨画なのに実際には緑の彩色が施されているという新しい発見もありました。
 雪舟は作庭家としても知られ、京都東福寺(臨済宗東福寺派総本山)そばの芬陀院にある枯山水庭園を請われて作ったことでも有名です。それを賞して一寺を造って賜るとの時の九条関白の申し出を断り、周防大内氏の後援を得て遣明船で明に渡りその当時の中国の最先端の夏珪を始めとした水墨画の泰斗の画風を学んで帰国し、その画業を極めたそうです。京都で展示されていた国宝の水墨画はいずれも帰朝後の作品で、雪舟禅師のひたむきなその生涯に清清しい感動を憶えました。

(一観覧者)

2018年10月26日

「忖度(そんたく)」で思うこと(№336)

 「忖度」は古くからある言葉で、中国の古典「詩経」や日本でも平安時代の「菅家後集」に見られます。
 本来「忖度」の意味は「他人の気持ちを推し量る」ことで、それによる行動までは含まれません。従って良いも悪いもなく中立的な言葉です。人間社会においては相手の気持ちを推し量るというのは当然のことです。その結果どのような行動をとるかが問題であって、「良い忖度」にも、「悪い忖度」にもなります。
 昨年、「森友・加計」問題で「忖度」が行われたと連日メディアに取り上げられ、ついに流行語大賞にも選ばれました。その結果「忖度」イコール「上役などの意向を推測して、相手に気に入られようと不適切な行いをすること」など、「忖度」はすっかり悪い意味になってしまいました。「悪い忖度」が今流行するのは、社会の許容範囲を逸脱し、デッドラインに達したという赤信号かもしれません。
 一方、最近話題のAI(人工知能)は忖度をしないと言われています。
 先頃、中国のIT企業テンセントのAIキャラクターが共産党を批判して話題になりました。「中国共産党万歳」と検索すると「こんなに腐敗している政治に万歳するの?」と反論したり、「中国の夢」に対して「それはアメリカに移住することだ」と回答したと報道され、これがネットで一気に拡散したため、テンセントはサービスを停止。その後、システムに調整が加えられ、同じ質問をしても「話題を変えよう」などと、はぐらかすようになったそうです。テンセントが中国共産党に「忖度」して、AIに「忖度」?をさせるようにしたことになります。
 最近のAIは深層学習(ディ-プラーニング)の機能の進化が著しく、囲碁AIが人間の世界チャンピオンを負かすまでになりました。つまりビッグデータをもとに指示がなくても自己学習して、多方面で人間以上の能力を発揮できるようになる可能性があります。今はAI自ら「忖度」はできなくても、将来人間らしさを学習した、人間の常識や、感情、倫理観を備えたAIが出てくるとなると、その時は、AIは人間と同じように自ら「忖度」したり、「故意の嘘」をつくようになるかもしれません。人間がAIに忖度する時代が来るかもしれません。
 我々はいつの時代でも、「良い忖度」をするよう心掛けたいものです。

(だだんだん)

2018年09月27日

ペットとの別離(№335)

 最近、17年間を一緒に過ごした室内犬を看取った。生前、「何故、我が家の犬はこんなに可愛いのだろうか?」といつも不思議に思っていた。しかし、人類が誕生してからずっと、犬は人類のそばにいた歴史を見ても、犬ほど忠実で忠誠心の強い賢明な動物はいないことを考えると当然だろうか? いつも黙ってそばに座り、主人に異変があると即、対応し、くつろいでいることがわかると体を摺り寄せてきて体温の温かみを伝え、本当にほのぼのとした気持ちになった。彼は10歳頃から完璧に「人語」と「犬語」で会話をするようになっており、年を取るごとに眼は白内障になったり、歯が抜けたりしても、寡黙で我々に極めて忠実な「執事」の立場を保持していた。室内飼育であったから余計に一体感があり、ベッドに入る時も起床する時も一緒であることは、全く家族と同じであり、彼自身は私共の子供や孫と同格と考えているとしか思えない行動を見た。そして出勤時の見送り、そして帰宅時の出迎え、風呂、トイレでは何故かじっとドアの外で待っており、出ると代わりに入り、鼻をかいだり、風呂の水を飲むなど全く信じられない毎日の光景であった。隣近所の人はいつも彼に向かって、『お前はここにもらわれて本当に幸せだね』と言われていた。
 このような「執事」がこの世からいなくなったことは、寿命とはいえ、その別離は特別にこたえた。我々人間は、愛するものを失う辛さや別離の悲しみを知ることによって、人が忘れてはいけない他人に対する愛情や家族の温かみを思い知らされる。また、この度の大雨災害によって多くの人々が被災されたが、忠犬たちはどうしているのだろうかとつくづく思う。さらに将来、少子高齢化の家族が少なくなっていく中で、家族同様の「執事」の存在は、死ぬまで最高の伴侶となりうる気持ちを掻き立てられた。我が家族は、可愛い犬から受けたこの上ない愛が余りにも大きかったとつくづく想い出し、いつまでも忘れることはない。

(チュウ)

2018年08月27日

電車に乗りませんか(№334)


 ふる里高知には「とでん」の愛称で親しまれている誇り高き路面電車があります。6月1日から上町2丁目の電停の看板が「上町2丁目 社会医療法人 仁生会 細木病院前」となったとのことで、早速、上町2丁目まで乗ってみました。車内アナウンスでも同様のコールがあり、勤務先がコールされるのは気持ちが良いものでした。一度乗ってみてはいかがでしょうか。それでは、「とでん」についての豆知識について以下をご覧下さい。

1.開業は、1904年(明治37年)、110余りの日本一の歴史がある。
2.車両数は、ノルウェーやポルトガル等の外国電車、低床車両2編成、アンパンマンの車両(アンパンマンがピースしている車両やバイキンマンが大きく描かれている車両)、日高村や航空会社等の企業広告が描かれている車両等約60両超で運行している。中でもお客電車があり、団体で予約すればビールが飲める!職場の懇親会にいかがでしょう!
3.営業距離は、25.3㎞で軌道線では日本一である。停留所は77か所あり、中でも清和学園前~一条橋間の電停間の距離は63メートルと最も短い。
4.運賃は、基本区間大人200円、最大460円(はりまや橋 ⇔ いの、はりまや橋 ⇔ ごめん、いの ⇔ ごめんも460円)、65歳以上の方には「お出かけ応援定期」があり、3ヶ月18千円 6ヶ月33千円とお得な定期がある。
5.はりまや橋は桟橋線、ごめん線、いの線の交差する所で、孫と一緒に街へ出かけた時は「浜幸」付近で行き交う電車を見ると、6両位の電車を同時に見ることが出来る。中でも左折している車両に遭遇した時はラッキーです! 結構、取り鉄の方がいます。

 以上、「とでん」の紹介でしたが、ご存知でしたか? 結構本数もあり、冷暖房完備の車両も多く、私は快適・便利に感じ、乗っている間読書も出来るので通勤に利用しています。終電は10時過ぎで、ちょっと一杯にも十分な時間です。電車のレールを見ると、このレールが様々な場所と人を繋いでいる安心感があります。バスも含めて「とさ電交通」には県民の足として是非頑張って欲しいと願っています。休日には電車に乗って出かけましょう! たまに電車を利用すると、また違った景色が見えると思います。

(お茶のみ)

2018年07月27日

心が折れそうな時に…メンタルを強化する思考習慣(№333)

 毎日の仕事や日常生活の中で、しばしば解決が困難な問題に遭遇することがあります。大きな問題を乗り越えることは非常に辛く、時として心が折れてしまいそうになることもあると思います。
 そんなときのために有効になってくるのが、「逆境を乗り越える」人の思考パターンを知り、自分の中に取り入れることです。
簡単には心が折れず、逆境に立ち向かうことができる強い心の持ち主は、どんな思考習慣を持っているのでしょうか。

【1】等身大の自分を受け入れている
長所も短所も含めて「等身大の自分」を受け入れることで、適切な自信を持っている。
【2】相手を変えず、自分の「見方」を変える
人間関係において相手を変えようとするのではなく、自分の見方を変えることで感情のわだかまりを解消できる。
【3】徹底的に具体化する
不安や恐怖に直面したときに、曖昧さを排除し、具体化することで解決策を考えることができる。
【4】さまざまな視点から眺める
自分の立場から離れ、多くの違った視点(過去・未来・相手・第三者)から考えることで、常に冷静さを保つことができる。
【5】できることに集中する
自分の力では変えられないことではなく、自分ができることに焦点を絞り、行動することができる。
【6】運命を引き受ける
置かれた環境や辛い状況など、自分では変えられないことを受け入れることができる。
【7】完璧主義をやめる
0点か100点か、という極端な思考から抜け出し、複数の基準を設定することで柔軟に考えることができる。
【8】プラスの側面を見る
過去の出来事、未来への挑戦に意味や感謝を見出すことでモチベーションを高めることができる。
【9】「今」に集中する
過去の後悔や未来の不安をいったん脇に置いて、今、この一瞬に集中することができる。

 これらの思考習慣を意識することで、逆境に負けないメンタルが手に入るはずです。ぜひ、ご自身の日常の捉え方に当てはめてみてください。

(まつりの夜店)

2018年06月27日

百歳まで、元気で生きて、故郷高知に活力を(№332)

 昨年、安倍総理が「人生100年時代構想会議」を設置し、リカレント教育(社会人の学び直し)や、新卒の一括にならない採用の多元化、高齢者雇用の促進などが議論されている。この元になる本が、2年前に英国の女性、リンダ・グラットンの書いた「ライフ・シフト」である。以後、いろいろの書物が出てきている。実際、50年前の日本人の100歳以上の高齢者は258名であるのに、一昨年は67,000名以上になっている。しかもこの増加のグラフは、横にはなってきていない。ということは、このままいけば、2007年に日本で生まれた子どもが107歳まで生きる確率は50%を超すらしい。末恐ろしい結果だ。フレイル予防しなければ、最終的に、皆寝たきりになる可能性が高い。
 我が高知県は、昭和26年ころには21,000人程の赤ちゃんが生まれていたのに、一昨年はその4分の1にも満たない4,986名だといわれている。高知県の人口減少は、当然死亡者数が出生数を完全に上回るだけでなく、今から社会に出て働こうとする若者たちの県外への就職数が多くて、尾崎知事の必死の政策にも関わらず、人口はどんどん減少する傾向にある。こんな状態の高知県では、起死回生の妙手など、そう簡単には見つからないだろう。
 今こそ、皆で頭脳と力を合わせて、どうすれば良いかを考えることが必要である。県外、国外から、気候も、食べ物も、住んでいる人々の性格も良い、我が愛する高知へ住みついてもらいたいし、若者、特に子連れの若者に住みついてもらいたい。子どもの教育費や医療費を高校卒業まで無料にしたり、徹底的に援助し補助する。高知の良いところを、テレビやマスコミに訴えてみる。などなど・・・考え始めると、夜も眠れないなあ。

(アラジンのランプ)

2018年06月13日

龍馬マラソン・ボランティア体験記(№331)

 昨年末、還暦を祝おうと、久しぶりに高校時代の同期会を10人ほどで行った。その時、東京オリンピックの話題で盛り上がった。私達は、東京オリンピックを二度も経験できる恵まれた世代である。(前回は、小学1年生であった。クラス全員で、アベベの怪走や東洋の魔女の活躍を食い入るように観ていた。)このラッキーチャンスを活かし、何とか、参加できないか? そうだ! ボランティアだ! 高知にも、事前キャンプで海外チームが来るはずだ。その、ボランティアに参加しよう! 同期のI君と話は一気に盛り上がった。そのためには、ボランティアの予行演習だ! まず、ホップは龍馬マラソンね! 次の、ステップはラグビーワールドカップだね! 東京オリンピックで大ジャンプ! 兎に角、まずは来年の龍馬マラソンでボランティアを経験しよう! あっという間に話が進んでしまった。
 年は変わり、2月18日、龍馬マラソン当日。朝7時半、私達2名は春野運動公園に集合していた。春野運動公園おもてなし隊に配属されたボランティアの朝は、思ったより早かった。おもてなし隊のメンバーは、約80名。見た目年齢では、私達は、間違いなく上位五傑入りしていた。午前中の作業は、完走者へのお土産作りである。お土産は、高知名物の帽子パンとごっくん馬路、ゆずゼリーの3品。倉庫に山積みされたこの3品を、10代の中高生に混じり、箱から出して、ただ、ひたすら袋詰め。なにせ、エントリー約1万3千人、出走約1万1千人に育った龍馬マラソン。完走者のお土産作りだけでも、大変であるが、やはり、若人のパワーは凄い。午前11時には、1万1千個、全て完了していた。
 11時半頃から、いよいよ、完走者へのおもてなしが始まる。11時24分過ぎ、最初のランナーが右手を高く突き上げて競技場に駆け込んできた。おもてなし隊も、大興奮! やはり、完走するランナーは、眩しい! 午後1時を過ぎると、完走者も一気に増えてきた。細木病院グループからも20人程が参加している。完走した職員を見つけると、完走を讃え、ただただ握手! いや~、嬉しくなってきた~! 完走者に、ひたすら、“完走、おめでとうございます。”と声がけしていると、ゼッケンに出身地が書いていることに気付いた。そこで、遠くの都道府県のランナーには、おもてなしと感謝の意味を込めて、“秋田県から、はるばるありがとうございます。”、“鹿児島県から、ようこそ。”と声がけすることにした。そうすると、もう、効果的面。何人もから、“ありがとう。”とお礼を言われたり、握手を求められたり、抱き合ったり。これが、ボランティア冥利か~!
 午後4時、おもてなし隊ボランティア活動、無事終了。長い長い1日であった。楽しく、そして、クタクタな1日でもあった。ボランティアのやり甲斐も、味わった。そして、I君と、2020年までの計画遂行を誓い合った。

(哀愁ボーイ)

2018年05月28日

トライ&エラー(№330)

 山笑い水温む季節となりました。皆さん!お元気ですか?
 お山大好き人間の「与作」です。
 少子高齢化の進展、人工知能の驚異的な発展の中、人生100年時代を迎え、随所に時代のターニングポイントが見えます。
 今回は、少し云い古された言葉ではありますが「トライ&エラー」についてナウ・レッツ・ビギンといきましょうか。・・・意味は、試行錯誤。英語では、Trial and error。頭であれこれ考えているだけでは何も進まない、駄目元でも良いので目的達成を目指して、まずは、あれやこれやと試行錯誤しながら動いてみよう。・・・アクションを起こすことで、そこに新しい発見や課題が見つかり、また間違いがあれば修正し、繰り返しこの行程を重ねることで、物事は、より完璧なものになる・・・と云うことではないでしょうか。
 「第四次産業革命」とも云われる激動変化の時代にあっても、こうした地道な「トライ&エラー」の動きこそが時代を動かす原動力ではないか・・・と改めて思います。与えられたこと、マニュアル化されたこと等は、もうすぐロボットが代行する時代が目前です。その時、貴方は、どのように対応されますか?
 ところで、蛇足ながら、貴方の机の上は、去年の今頃に比べて綺麗になりましたか?・・・そうでない人は、早速にも、P(計画)、D(実行)、C(評価)、A(改善)のサイクルを廻してくださいね!

勇気を出して第一歩を踏み出そう!
 曲がり角の先に
  きっと良いことがあることを信じて。
それでは、いつか又の機会に ヘイヘイホー 

(与作)

追記
 第四次産業革命とは:現在進行中のIOT(モノのインターネット)をキーテクノロジーとし、産業構造を大きく変革しょうとするもの。因みに、第一次産業革命は、18~19世紀の「蒸気機関」、第二次産業革命は、19世紀後半から20世紀初頭の「電力」、第三次産業革命は、20世紀後半の「コンピュータ」を各々キーテクノロジーとするものである。

2018年04月27日

犬にちなんだ話(№329)

 今年は戌の年。これは私が小学校4年の時に習い、唱歌で歌った犬の話です。
『4月、文子さんの家に子犬がやってきた。その親が軍犬として戦地で働いていると聞き、この子犬もそうしたいと思った。「利根」と名付けられた子犬は愛情いっぱいに育てられ、賢くたくましく育った。正月には軍犬班に入り、厳しい訓練をこなし、どの犬にも負けない軍犬となったこと、大事に育てているから安心してくださいということを、係の兵隊さんから聞いた。また、文子さんからの手紙を「利根」に見せると、懐かしそうに匂いをかぎ、目の色を変えて喜んでいるということも教えてくれた。「利根」はその後勇ましく出征し、戦場では敵のいるところを探し当てたり、夜近寄ろうとする敵の見張りをしたり、隊と隊の間のお使いをしたりと素晴らしい働きをした。そのうち「利根」のついている部隊は多くの敵を相手に激しく戦う時がやってきた。「利根」はその一線と本部との間のお使いをしていた。やがて敵が「利根」のことを知り姿を見つけると弾を浴びせるようになったが、弾の下をくぐるように抜け連絡を続けた。突撃の日が来て、「利根」は最後の通信を本部に届けるために走り出した。「利根」が見えたころ、敵の弾が容赦なく飛んできて「利根」は倒れた。係の兵隊さんは、敵の弾が飛んでくるのも構わず這うように駆け出して「利根」の体をしっかり抱きかかえた…。その後、係の兵隊さんから、突撃で敵の陣地は占領した。「利根」は足を撃たれたけど、よくなっている。そして「利根」は甲号功章(軍犬、軍馬が授かる最高の勲章)をいただけるという知らせが文子さんにあった…。』
 文子さん、係の兵隊さんの愛情に満ちた慈しむ心に応えようとする「利根」の姿は、人にも通じることではないでしょうか。
 さて、愛知県三ヶ根山の慰霊碑の中に、軍犬、軍馬の慰霊碑があるそうです。管理人さんの話では、戦争が終わり武装解除して内地に帰還となったけれども、軍犬、軍馬はすべておいて行けと命令が出たそうです。お別れの時には、犬や馬たちが兵隊さんのところへやってきて袖口をくわえて離さなかったそうです。そうして目に涙をいっぱい浮かべていたとのことです。
 先の戦争では、多くの尊い人の命がなくなりました。そして同時に軍犬、軍馬といった動物たちもたくさん犠牲になったことを忘れてはいけません。戦争は絶対あってはならないのです。今平和と言われる世の中にいるからこそ、このことを真摯に考えなければならないと強く思います。
 世の中が平和で穏やかでありますように。
 それでは皆様だんだんよ。

(福井の隠居)

あとがき
 徒然草に「すべて、一切の有情を見て、慈悲の心なからんは、人倫にあらず」(すべての生き物を見て、慈悲の心を起こさないような者は、人間ではありません。)と出ています。
 2011年、全国の保健所に引き取られた犬猫234,062匹のうち、殺処分は185,086匹。殺処分の1位は高知県と言われています。これは一度ではなく、何度も続いているようです。

2018年03月27日

私の犬歴(№328)

 昨年末の高知新聞の一面に「出生最少94.1万人、過去最低」厚生労働省(17年推計)、社会面に「飼い猫初めて犬上回る」ペッドフード協会(17年全国犬猫飼育実態調査)、2つの記事が載っていました。
 因みに出生数最多は1949年の270万人。その前後生まれを団塊世代といいますが私もその一人です。小学校の頃、町内は子どもでいっぱいでした。その中を親方と一緒に大八車を必死で引いている犬をよく見かけました。ポインターでしょうか大きな犬でしたが、それが犬との最初の出会いです。中学になって我が家に犬がやってきました。今は見かけないスピッツ犬で、綿あめのような真っ白な毛と真っ黒な鼻が印象的でした。まだ番犬で家族の残り物を食べて縁の下で寝起きしていました。高校の時にいたビーグル犬はスヌーピーにそっくりで愛嬌がありました。その後高知を離れたので生き別れになってしまいました。帰高したのは平成の前年でバブルの絶頂期。ハスキーやレトリバー犬など、外国映画に出てきそうな大型犬があちこち散歩しているのには驚きました。シェルティー犬を飼い始めました。子供たちにオモチャにされながら一緒に育ちましたが、優しくて賢い犬でした。今いる柴犬は短毛・立ち耳・巻尾と生まれは申し分ないのですが、私の育て方が悪かったのかやんちゃで手を焼いています。
 さて、犬人気の凋落の原因はというと高齢化の影響もあるようです。毎日の散歩に手がかかったりペットが長寿になったため、新たな飼育を断念する団塊世代が増えているようです。
 戌年には我が家のワンコで年賀を飾ってきました。さてさて、この次は何犬だろうかと想像してみました。一回りすると超後期高齢状態、ロコモで散歩は億劫、知力低下で躾けはままならず老老介護は確実だ。今はAI(人工知能)が急速に進歩していろんなところに登場してきています。高性能AI搭載ワンコだと無駄吠えなし、躾けや散歩は不要、ペットロスとも無縁。飼い主の困った問題はすべて解決。そう、次はロボット犬にしよう。

(豆助)

2018年02月27日

素人の、素人による、素人のための仏さま ―序―(№327)

 最近はお寺巡りをして各寺の御朱印を書いてもらうのが流行していて、お寺では色々とお洒落な御朱印帳が売られています。最近いくつかのお寺を廻り、仏像を見る機会があったので仏像・仏教について少し調べてみました。
 なんと、、、仏様(像)の世界は4段階に分かれた階級社会でした! 高いランクから順に如来(にょらい)、菩薩(ぼさつ)、明王(みょうおう)、天(てん)となっているようです。なにか難しそうですが、ほとんどの人が聞いたことのある“お釈迦(しゃか)さま、観音さま、お不動さん、お地蔵さん”をはじめとして、寅さんで有名な帝釈天、大黒様や四天王、閻魔(えんま)様、さらに、仁王立ち、修羅場を演じる、三人寄れば文殊の知恵、恐れ入り谷の鬼子母神(きしもじん/きしぼじん)などいずれもこの4つの階級に属する仏様に関連したワードでした。また、上位階級の「如来」には、助さん角さん的役割の「菩薩」やガードマン(SP)的な「天」を従えるという構図がありました。面白いと思いませんか? さあ、この不思議の世界をゆっくりと旅してみましょう。
 まずは、よく耳にする奈良(東大寺)の大仏様から。4階級の最上ランクの如来に属しており、正式名称は盧舎那仏(るしゃなぶつ)または毘盧遮那(びるしゃな)仏といい、同じランクに属する釈迦如来の別名とされています。この仏様は極楽浄土の花である蓮(はす)の花(蓮華 れんげ)の花びらの台座に座っていてその1 枚1枚には大釈迦や無数の小釈迦がいるとされているため、勢い仏像があのように巨大となっているそうです。東大寺は奈良仏教の華厳宗(教典は華厳経、宗祖は良弁)の大本山で聖武天皇の勅願によって開かれた寺院です。

 *蓮と間違えるものに同じ水生植物であるモネの絵で有名な睡蓮(スイレン)があります。いづれもインド原産で、概ね花が水面に咲くのが睡蓮で水面より上の方で咲くのが蓮ということで区別できるようです。ちなみにご存知のように蓮根(レンコン)は蓮の地下茎です。
 To be continued(次は4階級についてもう少し詳しく)

(神仏習合)

2018年01月26日

お正月の風習(№326)

 本来「正月」は1月の別称ですが、1日が元旦、3日までを三が日、7日までを松の内といい、さらに1月15日(地方によっては20日)の「小正月」まで、さまざまなお正月行事が行われます。昔から、元旦には「年神様(としがみさま)」という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために各家庭に降臨するとされています。
 「主婦は三が日に家事をしなくてよい」という風習があります。毎日仕事をしている女性を、家事から開放してあげるという意味があると言われています。そのために、数日掃除をしなくてもいいように年末の大掃除をしたり、三が日食べられるようにおせち料理を作ったりするのです。
 「元日にはお風呂に入ってはいけない」という風習があります。これは、昔は風呂焚きというのは井戸から水を汲み上げ、薪に火をつけてお湯を沸かしといった重労働であったため、元旦くらいは家事をする女性を休ませてあげようといった理由だとされています。昔は元日に風呂を炊くと地獄の釜が沸くと言って忌み嫌われていました。
 「元日は掃除はしてはいけない」と言われています。これは、せっかく来ていただいた神様を追い払ってしまうと考えられるためです。「元日に掃除をすると、わざわざやってきた福の神を掃き出すことになってしまう」ため、縁起が悪いのだそうです。同じ理由から、「洗濯も裁縫も風呂に入るのも禁止」。どれも、福の神を追い出してしまうことになるらしいです。
 「お賽銭以外のお金は使わない!」「元日にお金を使うと、その年は浪費する年になるので、控える」という意味のようです。ちなみにお賽銭は大丈夫とのこと。1年をお金が出て行くばかりにしたくない場合は、初売りや福袋などは、元日に買いに行かないほうが良いとされています。これは、元旦にお金を使ってしまうと、その1年、財布からお金が出ていくようになるためです。お賽銭には使ってもいいというところがユニークですね。

(makonda)

2017年12月27日

幸せを友人にする為に(№325)

 あっと言う間に、今年も半月を残すばかりとなりました。
 「歳月人を待たず」とは、良く言ったもので、最近、つくづく実感しております。今年も、例年通り皆様に賞与をお届けできます事、職員の皆様のご努力とご協力のお蔭と、心から感謝致します。
 皆様!今年の一年間は、如何でしたか。運の良かったなあと思っている人、付いていたなあと感じている人、そして、その反対の方も、きっとおられる事と思います。運を味方に付けるには、どうすれば良いのでしょうか。
 私は、一緒に居て気持ちの良い人、ホッと出来る人と付き合う事だと思っております。そうすると、今迄感じていた、自分の心の中のエゴや執着から少しずつ抜け出すことが出来ると思います。そして、人の欠点に気付いても、出来る限り、人の悪口を言わない事です。他人の欠点を指摘しても、自己満足だけで、得ることは何もないのですから。そして、そっと後ろから他人を応援出来る様になれば、その結果として、自分自身も、きっと応援される事でしょう。自分自身の目的や使命を自覚して、懸命に努力する事は尊敬に値します。
 好きな詩をお贈りします。

 『人は信念と共に若く 疑惑と共に老いる
  人は自信と共に若く 恐怖と共に老いる
  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる』
   -岡田義夫訳- サミエル ウルマン

 アメリカの詩人でマッカーサー元帥の執務室にかけてあったもので、松下幸之助氏が好んだところから広がったようです。
 寒い毎日、十分にお身体にはお気を付けられて、明るい笑顔の年末年始をお過ごしください。
 来る年が皆様にとって、佳き年であります様に、心から祈念致します。

(ナズトラビ)

2017年12月13日

たばこ(№324)

 たばこは身体に悪いことは重々承知しているが、ストレス解消の手段でもあり愛好者にはなかなか止められない。山に登っていた頃は山頂での一服が至福の一時で、指先が黄色くなる位のヘビースモーカーであった。30歳代後半に日頃の不摂生で入院となり、主治医の先生に言われて禁煙を始めたが、朝起きると頭に「たばこ」の文字が浮かび、日中も口が渇くので最初はキャンデーやガムで気を紛らわしていた。その後、吸いたい気持ちが強くなった時には水を一口含むようにすると禁断症状が和らぎ、乗り切ることができた。以後、頭から「たばこ」の文字が消え、20数年禁煙が続いている。
 たばこについて少し調べてみた。たばこの税金は、1箱440円(私が吸っていた頃は200円前後が主流)のたばこの場合、国のたばこ税106.04円、地方のたばこ税122.44円(道府県17.2円、市町村105.24円)、たばこ特別税16.4円、消費税32.59円、合計277.47円と63.1%が税金となっており、まるで税金を吸っているようだ。たばこ以外の税金では、ビール48.1%、ウイスキー26.5%、ガソリン55.4%だそうだ。
 喫煙率は日本たばこ産業が今年7月に調査した割合では、男性28.2%、女性9%、全体18.2%であった。2015年:19.9%、2011年:20.1%と減少傾向ではあるが、アメリカ13.7%、スウェーデン10.7%といった先進国より高い割合となっている。
 また、「高知市歩きたばこ等の防止に関する条例」をご存知だろうか。歩きたばことは、道路、公園、広場など公共の場所での喫煙、火のついたたばこを持っての自転車・自動二輪車に乗りながらの喫煙も含む。禁止区域は、高知駅周辺、追手筋、中心街の商店街周辺、高知市役所周辺となっている。罰則はないが、煙が人にぶつかったり、ポイ捨てが原因での火災のリスク、たばこを持つ手が子供の顔の高さ等危険もあり、マナーを守ることが大切である。
 飲食店での禁煙はまだまだ浸透していないが、最近では昼のランチの時間帯は禁煙といった飲食店もあり、たばこを吸わない者に取っては受動喫煙にならないので大変ありがたい。禁煙または分煙の飲食店が増えればと願っている。

(お茶のみ)

2017年11月27日

“相互尊重”コミュニケーション(№323)

 日頃のコミュニケーション、気持ちよく図れていますか?
 相手に対して言いたいことを、過度に遠慮することなく声に出せ、相手の話を肩肘張らずに聴くことができる-コミュニケーション-がうまく図れると、会話が弾み、その場が楽しい雰囲気になりそうですね。
 そのために、自分も相手も尊重しながら、きちんと主張できる「相互尊重コミュニケーション」を心掛けてみませんか。「発展的で協調的な自己主張」のスキル向上が気持ちのよい雰囲気づくりに役立つでしょう。
 発展的-すなわち、次につながる、明日につながるということ。相手を論破しても意味がありません。無理やり自分の考えを押し通すような主張ではうまくないですね。正しい自己主張は、「次に、明日につながる」のです。
 協調的-これは、遠慮するとか、相手に合わせ過ぎることとは違います。相手の知っている単語が使える、相手の興味のある角度から話ができる、すなわち、一歩相手に近づいて、聞いてもらえる話ができるということです。
 コミュニケーションのとり方を振り返ってみましょう。コミュニケーションのタイプには、大きく分けて3つあります。ついつい偏りがちな、相手否定(攻撃型)と自分否定(受身型)の2つと、発展的で協調的な、相互尊重(積極的)のコミュニケーションです。
 「攻撃型」は、強引に相手からYESを奪おうとします。結果、相手にいやな印象を残すので、次につながらず、会話は弾みません。
 「受身型」は、何でも相手に合わせ過ぎてしまうので、便利な人、簡単な人だと思われても、信頼や尊重にはつながらず、結果、相手に選ばれない対象になってしまいます。
 「相互尊重」は、しっかり自分の意見を率直かつ明快に伝えるけれど、相手の話も聞く。結果、相互の信頼関係が深まります。
 日頃のあなたのスタイルはどのタイプに近いでしょうか。お互いがきちんと伝えあえて、聞きあえれば、楽しい雰囲気づくりができて、幸福感を味わうことが出来るでしょう。

(まつりの夜店)

2017年10月27日

屏風絵と和歌による日本の系譜(№322)

 昨年、「国宝燕子花図屏風-歌をまとう絵の系譜」と題して、東京の南青山にある根津美術館で開かれた展覧会を見る機会がありました。
 最初に、江戸時代の元禄年間に活躍した、欧米人に最も人気が高いとされる尾形光琳の筆になる国宝「燕子花図屏風」が展示されていて、それに対し、伊勢物語の「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもう」の和歌が添えられていました。頭文字の韻を踏むと「か・き・つ・は・た」となる折句の手法を用いた歌で、在原業平が燕子花を前に即興で歌ったとされ、ほとばしる才能を窺わせます。
 展示されていた各和歌には、外国人向けに平易な英語訳が同時に表示されていて、古文に疎い現代人にもその歌の意味をつかむのがかえって容易でした。これらの中で私が一番気にいった歌は、「吉野龍田図屏風」の満開の桜の花の屏風絵に付された「ことしより はるしりそむる さくらばな ちるということは ならわざらなむ(習わないでほしい)」の歌でした。さて、この歌の作者は一体誰かと思い、後で調べたところ、平安時代に土佐の国司を勤め、土佐日記の作者で有名な紀貫之の作で、古今和歌集の中の一首と判明しました。
 実際に、会場には外国人も多く来館しており、屏風絵と和歌が見事に調和する日本文化の一端を味わうとともに、古来人々が愛着を持って花々に接していたことを改めて感じました。

(一観覧者)

2017年09月27日

フィッシング詐欺に注意!(№321)

 皆さん、怪しいメールが来ませんか?
 それはフィッシングメールかもしれません。
 フィッシング詐欺は、カード会社やショップサイトを騙ったメールを送信して、利用者に偽サイトにアクセスさせ、クレジットカード番号や個人情報を盗み取るという詐欺です。
 フィッシングメールは「メンテナンスのため」「本人確認のため」「アカウント情報を更新するため」などの理由で、IDやパスワードを入力するサイトに誘導するものが多く、その手口も非常に巧妙化しているそうです。
 今年、そのフィッシング詐欺にあってしまいました。
 ある日、クレジットカードのWeb明細を覗いたところ、覚えのない海外での請求が7~8件ずらっと記載されていました。クレジット会社にすぐ電話連絡したところ、先方の対応は慣れたもので、本人確認と明細内容を確認して、すぐに詐欺請求と認め、即座にカード利用を停止する処置をとってくれて、こちらにはカードを破棄するよう指示をされました。
 幸い、今回は実害がなく済みましたが、これには心当たりがあって、孫がiPadでアプリをダウンロードして遊んでいた頃に、「Apple IDのアカウントがロックされます」というメールに、ついクリックした覚えがあります。画面は一見本物と同じでした。
 皆さんもメールを開くときには気をつけましょう。

※フィッシング詐欺対策
○日頃の注意
・メール内のリンクはクリックしないという習慣をつける。
・アカウントの適切な管理(安全なパスワードの作成、保管、更新)。
・メールの受信方法を「HTML」ではなく「TEXT」にしておく。
○怪しいと思ったら
・ブラウザ上に鍵マークがあるか確認。
・アドレスが「https~」で始まっているか。
・「差出人」ではなく「電子署名」があるか確認。
・メール内のリンクは絶対クリックしない。
・何よりも怪しいと思ったメールは削除するのが一番の対策。
○フィッシング詐欺にかかったら
・クレジットカードの場合は、すぐカード会社のコールセンターに電話で連絡する。
・被害にあったサイトのパスワードなどアカウント情報を変更する。

(だだんだん)

2017年08月28日